~小学生がオススメする苅田町~

「かんだっ子日記」みんな KANDA de 何してる?
No.82
ニックネーム:Wなっとうフラペチーノ
苅田町立与原小学校6年生
題:「苅田山笠」
内容:ぼくが思う苅田山笠のみりょくは、灯山です。
山笠は、岩山、灯山、のぼり山という山がありますがぼくは灯山が一番楽しめると思います。みなさんは、つきあてが一番って思う人もいると思いますがぼくにとっては、灯山が一番です。なぜかというと、灯山は、山にちょうちんをかざりこれまで町に入っていた人たちの名前がのっているし、山笠で亡くなった方の名前ものっているので山笠がある日は、みんなで手をあわせておいのりをしています。
みなさんも時間のあるときにいってみてください。
ひとことメモ
三度、姿を変える苅田山笠
灯山(ひやま)
苅田山笠は三つの顔をもつ。まず、夜の顔。9月27日と29日の夜(※現在はその年に協議の上、灯山の日程を決める)、山車は約220個の提灯に飾られた「灯山」として姿を見せる。鉦(かね)と太鼓にはやされて、揺らめく明かりが町をめぐる。
幟山(のぼりやま)
代わって10月1日は(※現在の10月の第一土曜日)昼間の顔である。山車は色とりどりののぼりを立てた「のぼり山」に一変する。簡素で、それでいて華やかで、古い時代の祭りをしのばせる。
岩山(いわやま)
開けて2日(現在の10月第一日曜日)。山車は再び変身する。巨大な岩を背にした人形が、ぼて花に包まれて台座に座る。「岩山笠」と呼ばれる飾り山は、各地に伝わる山笠の原型をとどめた形式とされている。
突き当て(つきあて)
昼過ぎ、町役場前の広場に14基の山笠が勢ぞろいする。午後3時。鉦、太鼓が鳴り響く広場を、山車が車輪をきしませて走り始める。千人近い男たちが入り乱れて駆け回り、ぶつかりあう。海の荒くれの息遣いが、地響きとともに伝わる。
苅田山笠保存振興会パンフレットより引用